社会福祉法人 福田会

福田会について

DSCN0185.JPG福田会(ふくでんかい)は1876(明治9)年、仏教諸宗派がかかわり、寺院を中心に児童養護施設里親委託等を始めることで創立されました。福田会の名称は「善い行いの種をまけば多くの幸福の実が得られる」という仏教の福田(ふくでん)思想に由来しています。

その実践の一つとして現在はさまざまな事情をかかえた子どもたちのための児童養護施設「広尾フレンズ」と福祉型障害児入所施設「宮代学園」を運営。また、2012(平成24)年度には都心で充足率の低かった高齢者施設の都市型軽費老人ホーム「広尾グリーンハウス」と認知症高齢者グループホーム「グループホーム広尾」を開設して運営を開始しました。さらに2014(平成26)年度、第2種社会福祉事業放課後等デイサービス「広尾てくてく」、2015(平成27)年度からは第2種社会福祉事業就労継続支援B型「広尾ジョイワーク」を開設し、運営しています。

2016(平成28)年に創立140年を迎えるにあたって、2015(平成27)年には専修大学の宇都栄子教授の下、記念誌「福田会のあゆみ」を発刊するなど、長い歴史を未来へつなぐ取り組みも行っています。その他にはクラシックコンサートや素読会を開催するなどの文化事業にも力を注いでいます。

また近年では社会貢献事業の一環として、施設のある渋谷区広尾には各国大使館が集中しているという地の利も活かし、ポーランド共和国、オマーン・スルタン国、トルコ共和国、南アフリカ共和国、カナダ等の大使館との国際交流も行っています。とりわけ、ポーランドとは1920(大正9)年に第一次世界大戦によって孤児となったポーランドの子どもたちを、当時の福田会育児院で収容・看護した歴史もあり、芸術作品をプレゼントしていただいたり、ワルシャワで開催される「児童養護施設の子どもたちのためのサッカーワールドカップ」に招待されて出場したりするなど友好を深めています。


福田会の沿革

1876(明治9)年
各宗の高僧の発議により福田会を創立。寺院を中心に児童養護施設里親委託等を開始。
1879(明治12)年
日本橋に事務所を開設。福田会育児院とする。
1898(明治31)年
社団法人 福田会を設立。
1910(明治43)年
渋谷区広尾(旧町名・宮代町)に移転し、現在に至る。
1920(大正9)年
シベリアで孤児となったポーランドの子どもたち365名を受け入れる。
1921(大正10)年
財団法人 福田会に組織を変更。
1948(昭和23)年
養護施設「福田会東京本院」として認可される。
1952(昭和27)年
社会福祉法人 福田会に組織変更。
1959(昭和34)年
精神薄弱児施設「宮代学園」(女子15名)を認可を得て併設する。
1988(昭和63)年
宮代学園が定員30名(男、女)に増員。
1996(平成8)年
グループホーム(恵比寿ホーム)開設
2009(平成21)年
グループホーム(スターハウス)開設
2012(平成24)年
都市型軽費老人ホーム「広尾グリーンハウス」開設
認知症高齢者グループホーム「グループホーム広尾」開設
2013(平成25)年
東京都専門機能強化型児童養護施設改築竣工 施設名称「広尾フレンズ」に変更
2014(平成26)年
福祉型障害児入所施設「宮代学園」改築竣工
第2種社会福祉事業放課後等デイサービス「広尾てくてく」開設
2015(平成27)年
第2種社会福祉事業就労継続支援B型「広尾ジョイワーク」開設
2016(平成28)年
創立140周年を迎える。



過去に福田会のことが取り上げられたメディア

<書籍・雑誌・新聞>

・ポーランド孤児・「桜咲く国」がつないだ765人の命(山田邦紀著 現代書館刊)
・善意の架け橋(兵頭長雄著 文藝春秋刊)
・月刊誌「歴史街道」2014年3月号(PHP研究所刊)
特集「シベリアからの奇跡の救出劇 ポーランド孤児を救え!」
・日本経済新聞(2016年1月25日)文化面
「孤児救済よみがえる絆 ポーランドの子供救った養護施設 世紀を超え交流再開」

<テレビ・インターネット>

・未来世紀ジパング ~沸騰現場の経済学~(テレビ東京・ 2014年4月7日放送分)
「知られざる親日国・ポーランド【ポーランド孤児 救われた765人の命】」
・ウェブサイト JAPOLAND ポーランド情報センター
ポーランドと日本の養護施設 90年を経ての交流再開



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